狭い場所での立体駐車場は有効活用できていいものです。この方式は日本独自のものです。昭和30年代、車がたくさん出てきて車をとめることができるように考えだされました。広い場所が多いアメリカでは立体駐車場という概念がないため、日本の立体駐車場を目にすると滑稽に思えるそうです。
一方で日本人はなんて器用なのか、と賞賛する人もいます。とにかく都心部を中心に今では当たり前のようにあるので、自分達も当たり前のように活用しています。車を安心してとめることができるので安心して買い物や遊ぶに行けるというわけです。では立体駐車場のメリットとデメリットを考えてみると、まずメリットはくだんのように狭い場所に多くの車を収納できることです。
広い場所が少ない都心部にとってなくてはならないものかもしれません。遠方から車でやってくると安心安全にとめることができる場所があればいいのです。それこそこの駐車場であり、お客さんにとってありがいたい存在です。デメリットはコストと人件費がかかることです。
それなりの設備と管理する人への人件費です。故障がないともかぎりませんので、万が一立体駐車場が故障してしまえば大変迷惑になります。なんのために駐車場なのか、といったブーイングも少なくありません。管理と人にかかわるお金に負担が関わってきます。
要は車を使う方が安心してとめることができればいいので、管理者は常日頃から駐車場に不備がないかを確認しておくことです。