今まで乗っていた車を廃車にして新車や中古車を購入するときに、廃車を点検するべきだという意見に疑問を持つ方も多いかもしれません。しかし以前は車を廃棄するときはお金を払って解体してもらうことが当たり前でしたが、今では廃車自体が売買の対象となっているので点検は必須なのです。廃車する場合は様々な理由がありますが、エンジンがかかるか、ブレーキは利くか、タイヤはそのままでも使えるかなど点検することで処分予定の車がお金になる場合があります。そのため、安易に廃車だから解体処分するというのではなく、業者に査定してもらうのがオススメです。
処分する車の走行距離も短く、年式などが新しいものは中古車業者にそのまま買い取ってもらえることがあります。しかし、10万キロ以上の走行距離や古い年式の車の場合はタダ同然の値段だったり、処分費用を請求されてしまう場合もあります。その場合は、解体業者に点検査定してもらうといいでしょう。解体業者は、再利用できそうな部品や金属などで車の評価をしてくれるので、どんな車にも値段がつきます。
なので、一般的に車を処分する際にはお金がかかると思われているものですが、リサイクル料金を払っていればそういった費用はかからず、さらに車検が残っていれば未使用分の税金や保険料が戻ってきます。乗らなくなった車や故障車であっても、車を所有しているだけで税金がかかってしまうので、必要の無い車は出来るだけ早めに処分するほうがお得です。