カードローンの金融トラブルについて

今までお金を一度も借りたことのない人や、分割払いなどを利用したことのない人なら無縁なことなのですが、過去の金融トラブルはカードローンの審査に大きな影響を与えます。銀行は何よりもトラブルを恐れる会社だという感覚は必要です。特に大手の銀行はトラブルを起こしたくないと考えるのは自然なことです。金融トラブルとはなにかというと、つまり返済が遅れたり、あるいは完全に返済せずに踏み倒してしまったりすることです。

遅延や踏み倒しの情報は、常に保管されていると考えておくべきでしょう。現在でもまだ踏み倒している途中であれば、その情報は日本の金融機関なら知ることができます。この仕組みは信用情報機関という会社をとして行われます。遅延や踏み倒しの情報は信用情報機関に登録されます。

そして、新たに銀行に申し込みをすると、その銀行は信用情報機関に情報の公開を求めて、それによって過去の金融トラブルが発覚すると審査に落とすのが普通です。だいたいこのような仕組みになっていますから、過去の金融トラブルがあると、カードローンの審査には通らないのが普通です。では、永遠に借りられないのかというと、そうでもありません。信用情報機関の情報の保管には期限があります。

その期限はそれぞれで異なりますが、最長で10年です。自己破産としたとしても10年経てば信用情報機関の情報は消えますから、その後にカードローンに申し込みをすれば新たに借りられる可能性はあります。

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