勝手に連帯保証人にされてしまった場合の対処

連帯保証人は本人に代わって様々な債務の責任を負うものとなるため、基本的には信頼できる相手以外には絶対になってはいけないものとなっています。しかし契約書の中で勝手に名前を使われてしまうと言うことも多く、その場合には大きなトラブルになるため十分に注意をしなければなりません。勝手に連帯保証人にされてしまった場合、基本的にはその取り消しを求めて訴えを起こすことで対応をすることができます。契約自体も無効にすることができますが、これには法的な根拠が必要なほか、勝手にされたと言うことを証明する証拠を用意することが必要です。

弁護士に依頼して対応することが必要となり、長い時間がかかる上十分な証拠が揃わない場合には取り消すことができない場合もあるので注意をしなければなりません。一般的な契約の場合には連帯保証人が設定された場合、電話などで直接確認をすることが必要となっています。これを行わない場合には万が一正規に連帯保証人になった場合でもこれを取り消すことができ、契約自体が無効になる仕組みを取り入れているところも増えているのが実態です。しかし法律上は確認をしなくても契約が成立してしまうことになるため、十分に注意をすることが必要です。

基本的には知り合いや信用できる相手であっても、連帯保証人にはならないことが1つのポイントです。無用なトラブルを避けることができるほか、信頼関係を損なう恐れもないため、十分に配慮することが大切です、

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